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大島 真澄; 松本 純一郎; 田村 務
Journal of the Physical Society of Japan, 51(1), p.43 - 49, 1982/00
被引用回数:11 パーセンタイル:69.65(Physics, Multidisciplinary)RuからRhへの崩壊に伴う線を低バックグラウンド・線分析器を用いて測定した。特に観測される最も高エネルギーで、かつ微弱な線成分に焦点を絞って測定し、精度の高い線スペクトルを得た。スペクトルのキューリー解析を行い、この成分の転移エネルギー、強度が求められた。Qシステマティックスとの比較から、この線成分は以前の線測定結果と異なり、Rhの基底状態へ転移していることが判った。このことから従来の崩壊スキームの見直しを行った結果、Ruの基底状態のスピン・パリティーが3/2であることが確認され、線測定以外の実験による結果と一致することがわかった。又、線転移強度、Rhの励起準位のスピン・パリティーについて議論した。